FlawEDは、構造物の健全性評価を支援する目的で、利用者に大きな手間をかけることなく解析が実施できるよう作成されている。構造健全性評価にあたっては、応力拡大係数(K)、J積分評価(J)、極限荷重評価(L)などの評価を行う必要があるが、さまざまな手法が構造形状や、き裂形状、荷重様式に応じて論文、技術レポート等に掲載されている。FlawEDは、ダウンロードメニューの利用によって、目的に応じて容易に解析手法を選択できるようになっている。また、単位の換算機能、解析対象の画像表示、計算結果のグラフ表示、残留応力分布の級数フィッティングなどさまざまな支援機能を提供している。本システムを「構造健全性評価ハンドブック」とともに活用していただけると幸いです。
以下にコマンドの例題を入出力ファイル、解説とともに掲載します。